森ビルで暮らす時間を
より豊かにするため、
パーソナルな要望に
寄り添い住まいを
アップデート。

2011年〜2017年:大手ゼネコン
2017〜2019年:大手ディベロッパー
2019年〜:森ビル株式会社
・新規模建築計画の立案、外装・内装・施設内動線の計画業務等
・1級建築施工管理技士、二級建築士
オフィスビルの新築プロジェクトにおける建築計画の仕事を経験したことで、竣工後の運用面の仕事に興味を持ちました。そこで過ごす人たちの顔が見える仕事を経験したいと考えた時に、「都市を創り、都市を育む」という理念を体現する森ビルの施設運営に携わりたいと感じて入社を決めました。
profile_Nishi Ayaka

森ビルが運営するレジデンスにご入居されているお客様に向けて、お部屋のリフォーム工事の計画・推進や、インテリアのコーディネート、家具納品手配等のサービスを提供しています。
まずはお客様ごとのライフスタイルやお好みなど、お一人おひとりのパーソナルなご要望を把握するためのヒアリングからスタート。その後はリフォーム工事の計画・手配・進捗管理を行い、インテリアの提案から納品までを管理するなど、お客様の理想のお部屋づくりをトータルサポートしていきます。
その物件の開発や管理を行う森ビルがお部屋づくりをサポートするからこそ、よりスピーディーできめ細かいサービスを実現することができると感じています。
どんなスキルが求められますか?
何より重要なのは、お客様のニーズを汲み取る傾聴力です。さまざまなご要望をいただきますが、すぐに実現することが難しい場合にも代替案を提示するなど、お客様の思いに寄り添う姿勢で取り組んでいます。また、接客マナーやホスピタリティは社会人の基礎ですが、この仕事においても欠かせないポイントです。お客様と直接お取引をさせていただくため、自分の行動がダイレクトに森ビルの評価につながると感じています。
インテリアコーディネートを行うことに初めは不安も感じたのですが、専門的な知識や経験がなかった私も入社後に学ぶことができています。社内の勉強会も充実していますし、そのほかに家具メーカーや建材メーカーに足を運んで自分自身が体験して学ぶ機会も多いです。例えば実際に椅子に座ってみて、その座り心地や感触をお客様にお伝えできるようなインプットを心がけています。
リフォーム工事では、お客様がご入居中に、工事を行うケースもあります。そのため、少しでもお客様のご負担を軽減できるよう工事の段取りに気を配る必要があり、協力会社と連携してプロジェクトを進める調整力も重要です。

これまでの経験やスキルは
どんなところで活かせていますか?
前職で担当していたのは、建物全体の動線計画の検討や施工図のチェックなど。この時の経験を活かして、お客様の動きや使い勝手を想像しながら安全面を考慮して工事の検討を進めることができています。家族構成やライフスタイルによって使いやすいお部屋は異なります。例えば、お子さんがいらっしゃる場合はインテリアに角がないように、一人暮らしのお部屋であればお好みのテイストにとことん合わせてご提案するなど、お客様がお住まいになる様子を思い描く想像力が大切です。
また、以前は新築に関する業務を行っていましたが、今は既存の施設やお部屋に向けてのサービスを提供しています。新築の時の工夫やアイデアが共通する部分もありますが、それとはまた違った考え方が必要になることも多く、施設と一緒に自分自身の知識をアップデートできるのはよい経験になっていると感じます。

感じるのはどんな時ですか?
私が初めてインテリアの提案から納品までを担当したお部屋では、納期が半年以上かかる家具もあり、色合いやサイズ感などに間違いはないか、何度も資料を確認したことを覚えています。コンセントや照明の位置など、家具を配置するために細かな調整を行ったお部屋の中に、自分が提案した家具が納品され、徐々に完成に近づいていくときはイメージ通りになるか緊張しましたが、お部屋を見たお客様に喜んでいただけて、私もとても嬉しく感じたことが印象に残っています。
今後もお客様がより豊かな時間を過ごせるお部屋をご提案していくために、幅広い知識と最新の情報を常に取り入れていくよう努力したいです。
どう感じていますか?
私が勤務する六本木ヒルズは竣工から約20年が経ちますが、いつも多くの人々で賑わっています。その様子を見ていると、建物は完成した後も育つものだということを実感します。その場所で過ごす人を想い、時代に合わせて進化・発信を続けられるのが森ビルの強み。建物を、街を、もっと魅力的にしていこうと考えて行動するビルマネジメント職の果たす役割はとても大きく、やりがいを感じます。
さまざまな人が集まる色彩豊かな街を創る森ビルは、社内も色彩豊かだなと感じます。個性が活きるフレンドリーな空気があって、社員たちが自社の建物を愛する気持ちが強いところも好きです。こうしたポジティブなエネルギーが集まる会社だからこそ、たくさんの人に愛される街をつくれるのかもしれません。
schedule 1日のスケジュール
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9:00出勤、現場打ち合わせの準備
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10:00協力会社と現場打ち合わせ(工事進捗の確認、施工方法について検討)
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12:00入居前住戸の現況確認
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12:00お昼休憩
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13:00家具のショールームにて、展示品の種類や素材、寸法等の仕様をチェック
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15:00本社に戻り、お客様との打ち合わせに向けて、家具や工事についての資料を作成
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17:00資料の内容についてコストを算出、見積書作成の準備
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19:00退勤
private プライベート
子どもの頃から読書が好きで、休日は近所の図書館へ出かけることが多いです。吹き抜けがある居心地が良い図書館で、館内をぐるぐる歩いて周り、その時の気分や気になったタイトルの本を借りて息抜きをしています。