
主体性と専門性を発揮し、組織やチームを支える、
森ビルのアドミニストレーション職群
森ビルのアドミニストレーション職群は、オフィスや商業施設などの営業サポートや、コーポレート・業務管理部門の事務・スタッフ業務などを専門とする職種。ここではキャリア採用のアドミニストレーション職群3名の社員に登場してもらい、その仕事内容や森ビルの社風・風土などを語り合ってもらいました。
主体性と専門性を発揮し、組織やチームを支える、
森ビルのアドミニストレーション職群
森ビルのアドミニストレーション職群は、オフィスや商業施設などの営業サポートや、コーポレート・業務管理部門の事務・スタッフ業務などを専門とする職種。ここではキャリア採用のアドミニストレーション職群3名の社員に登場してもらい、その仕事内容や森ビルの社風・風土などを語り合ってもらいました。
talk member
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古屋 薫子
商業施設事業部 営業企画部
営業グループ 2019年入社
生活科学部人間生活学科卒 -
川口 玲奈
建物環境開発事業部 業務推進部
事務グループ 2023年入社
法学部政治学科卒 -
佐々木 陽和
経理部 経理1グループ 2023年入社
経済学部会計ファイナンス学科卒
前職の仕事と森ビルに
入社を決めた理由を教えてください。

新卒でディベロッパーに入社し、5年間、商業施設の管理運営やテナント誘致の営業の仕事に総合職として取り組んでいました。「建物を建てて、そこに人が集い、賑わいが生まれる」というディベロッパーの仕事はとても楽しく、やりがいも感じていましたが、自身が営業最前線に立って交渉を進めていくよりも、営業担当のサポートをするような仕事の方が向いているのかなと思うようになったのです。また、全国転勤ありきだったことも長く働いていく上でデメリットに感じていたところ、ちょうどその希望にぴったりの森ビルの求人があり、即応募しました。
私は2社経験していて、1社目の通信キャリアでは代理店営業、2社目の人材紹介会社ではキャリアアドバイザーとして求職者様の転職サポートや、新卒向けの研修部にてトレーナー業務を担っていました。1社目、2社目の業務経験から感じたのは「人の働く環境の整備の重要さ」でした。そうした中で社員の方がより自分らしく働けるような環境をつくりたいという思いが自然と湧いてきました。そしてその希望を満たし、かつ、元々やりがいを感じていたサポート職に就ける、森ビルへの入社を決めました。
実は前職の人材紹介会社で求職者の方に森ビルを紹介しており、森ビルが都市づくりにこだわりを持って事業を展開していること、また、主体的かつ裁量を持って仕事に取り組めるアドミニストレーション職群に魅力を感じていたんです。
私は、新卒で通信キャリアに入社し、総務部で稟議決裁や組織改編の仕事を行っていました。そこで組織全体をサポートする業務にやりがいを感じるうちに、総務部だけでなく他のコーポレート部門の業務も経験したいと思うようになりました。そこから転職活動をスタートし、コーポレート部門を含めて様々な専門業務に携わることができる森ビルのアドミニストレーション職群と出会い入社しました。
現在の仕事について教えてください。
また、前職のキャリアはどう活かされていますか。
入社後、コーポレート部門で働きたいという希望が叶い、経理部に配属されました。元々数字が好きだったこともあり、コーポレート部門の中でも経理に一番興味があったので、願ってもないことでした。現在は主に、各部署の入出金管理、有価証券報告書作成や、事業所税に関する業務を担当しています。いずれも正確性が求められる業務であり、他部署と日々連携しながら一つひとつの仕事を仕上げていくことにやりがいを感じています。
私は森ビルのオフィスに入居するテナント様の内装工事の着工から竣工までの各種手続きや部門の予算管理を行う事務グループに所属しています。私は主に、支払い処理や契約書作成補佐等の業務に取り組んでいます。テナント様からは様々な要望がありますが、営業担当と連携をしながらテナント様と森ビルの立場の両方を考慮して、契約内容を調整し、最適な契約書を作成していくことに面白味を感じています。
私は商業施設に出店していただくテナントの誘致を行う部署に所属しています。主な仕事は、営業担当とともに、店舗誘致のために使用する資料を作成したり、誘致をしたい相手先のリストアップを行うなど、より効率良く営業活動が行えるよう営業担当をサポートすることです。前職では営業の立場で商業施設事業に携わっていたことから、営業の立場や気持ちが理解できるのが私の強みだと思います。「こういう時はこれが用意されていると助かるだろう」など営業の気持ちが理解できるため、きめ細かいサポートを心がけています。また、前職で店舗運営の仕事にも携わっていたので、営業から運営に引き継ぐ際の連携もスムーズにできていると思います。
私の場合、前々職、前職とも今と全く違う業界なので、業界知識ゼロからのスタートでした。しかし、現在の業務の中でも数多くの関係部署をスムーズにつないでいくプロセスにおいて、前職までで培ってきたコミュニケーションスキルを活かすことができていると思います。
業界も異なる上に、経理は初めての経験でしたが、その中でも前職の総務部で稟議決裁業務を担い、会社の意思決定のプロセスや承認フローを理解していた経験が、今の業務に役立っています。例えば入出金業務を行う際に、その事前のプロセスをイメージできるため、会社全体のお金の流れを理解しやすかったです。
森ビルという会社の風土、
働く環境をどのように感じていますか。

経理の経験ゼロからのスタートでしたが、周りの先輩方が優しく指導してくださったり、研修にも積極的に参加させてもらえたりして、無理なく職場にも業務にも慣れることできました。そうした中で会社の温かい雰囲気を強く感じています。
同感です。最初、社内の事務手続きについて教えてくださる方をつけていただくなど、手厚いサポートがありました。また、定期的に上長との面談の機会があって、その度に「何か困っていることない?」と聞いてくれるのもありがたかったですね。例えば複数の業務が重なって負荷がかかっていた時に、上長に相談したところ、業務の振り分けを見直すなどすぐに対応してもらうことができました。
上長との半期ごとの評価とフィードバック面談では毎回、「こういうところが良かった。ここはもっと伸ばしていけるといいね」などとアドバイスをいただけるのも、自分の励みになります。
そうですね。評価しているポイントを伝えてくれて、ちゃんと見てくれているんだなと感じます。それがやりがいにもつながりますね。
普段の業務の中でも、職種や年次に関わらず、改善案の提案や、業務に関する相談などはオープンに聞いてもらえる環境だと思います。
それはありますね。また森ビルの社風として、自分の仕事に誇りを持っている社員が多いと思います。一緒に仕事をしていると、難しそうな条件でも「やるためにはどうすればいいか」と、周りと連携しながら解決に導いていく方が多いなと感じます。
同感です。当部署でも、複雑な工事案件でも協力業者とぶつかり合いながらも何とかクリアする方法を模索するというのは、日常茶飯事ですね。
働き方の面で言うと、メリハリのある働き方が実現できるのが、森ビルの良さだと思います。私はフレックス制度を活用し、業務量に応じて働く時間を調整できることがとても助かっています。
私は子育て中ですがテレワークやフレックス制度を活用して、育児と仕事の両立がしやすいと感じています。男性社員も育休を取得している方が多いので、理解してくださる方が周りにいらっしゃるのも心強いです。
仕事とプライベートの両立がしやすい会社ですよね。私は森ビルに入社してから時間に余裕ができたことで、新しい趣味を見つけることができました。また、結婚・出産・育児などライフステージが変化しても働き続けている社員の方が多く、それだけ長く働きやすい環境が整っているのではないかと思います。この先の自分自身のライフプランを考える上でもそれは安心材料になっています。

森ビルのアドミニストレーション職群は
どのような特徴があると感じますか。
アドミニストレーション職群(以下アドミ職)は、組織やチームを支援・サポートする役割を持つ職種です。その中でも森ビルのアドミ職の特徴は、支援・サポートという役割においては主体的に動くことが求められることだと思います。アドミ職が部署をスムーズに回すための土台をしっかり守ることで、総合職が担う営業の業務もやりやすくなると思っています。そのため、各営業が要望していることを汲み取って対応することが求められます。
当部署の場合、フロントに立って相手先とやり取りをするのは総合職の方。一方、アドミ職は事務全般の業務を任されている、という役割分担になっています。そんな中、受け身ではなく、様々な立場の方の意見を伺いながら最適解を導いて業務を遂行していくことが、アドミ職の重要な役割だと思っています。
主体的でありながら専門性を高めることも求められます。当部署はアドミ職が多く、皆さんそれぞれ専門知識もあり、活躍されている方が多いです。
同感です。アドミ職の特徴は、サポートと専門性の掛け合わせと言えますね。
これまでで特に印象に残っている取り組みを
教えてください。

「麻布台ヒルズ」と「虎ノ門ヒルズステーションタワー」の店舗リーシング業務に携わったことが印象に残っています。大変だったのは、2つのプロジェクトでほぼ同じタイミングで店舗誘致することになり、当社としても自分としても、同時期にこれだけの業務量に取り組むのは初めてだったことです。リーシング資料の作成から出店契約までサポートしていく中での学びも多く、貴重な経験でした。お店が実際にオープンした時の感動は忘れられません。
日々の工事請負契約締結の一つひとつが印象的です。例えば、契約を締結する際に内容の是非を検討します。そうした中で、それぞれのテナント様の価値観に触れ、社会情勢や法律を調べながら議論を尽くします。さらにテナント様、工事の施工を行う協力会社様など、様々な立場の関係者の状況を考慮しながら、スムーズかつ適切に契約が結べたときにいつも充実感を覚えます。
印象的だったのは、初めて決算業務に携わった時のことです。大量のデータを整理して確認し、締め切りに合わせる必要があるため、慣れない作業とスケジュール管理に苦労しました。その中で、数値の精度を追求する重要性を強く実感しました。最後に完成した有価証券報告書を無事に提出できたときは、大きな達成感がありました。
今後の目標を教えてください。
経理業務ではまだ知見がない分野が多いため、これからもっと専門的な知識を身につけていきたいですね。また、アドミ職の先輩は子育てと両立し責任の大きい仕事を任されている方もいらっしゃるので、私も先輩方と同じように、ライフステージが変化しても働き続けていきたいと思っています。
アドミ職の特徴である、「サポート×専門性」を自分の中でさらに成長させていきたいです。例えば今の業務なら、「契約関係のことなら、川口に聞けばわかる」という状況になりつつあります。今後もいろんな案件を担当して、専門性の引き出しを広げていき、部署で頼られる存在になっていきたいですね。
担当業務の中で「気になるところがあれば提案してほしい」と言われています。すでに責任ある仕事を任されていますが、今後も積極的に自分ができることを広げて新しいことにトライしていきたいと考えています。